冬の下呂温泉では、例年1月〜3月の毎週土曜日に開催される「花火物語」が夜空を彩ります。
澄んだ冬の空気の中、温泉街の灯りと大輪の花火が重なる光景は、一生の思い出になる特別な時間です。
ただ、真冬の屋外観覧は寒さとの戦い。
さらに人気イベントだけに混雑も避けられません。
そこで私のおすすめは、部屋や露天風呂から花火が見える宿を選ぶこと。
温泉で温まったまま浴衣姿で花火を眺める――この贅沢感は一度体験すると手放せません。
そしてこの情報は、今シーズンだけでなく来年の旅行計画にも役立ちます。
例年ほぼ同じ時期・場所で開催されるので、早めに宿を押さえれば、寒さや混雑を気にせず快適に観覧できます。
この記事では、最新の開催傾向や穴場スポットに加えて、来年に向けても安心して選べる宿3選をご紹介します。
まずは開催概要や穴場スポットからチェックしていきます。
冬の夜空を彩る下呂温泉花火物語
岐阜県・下呂温泉の「花火物語」は、各回ごとにテーマが変わるユニークな花火大会です。
打ち上げ時間は約10分と短いですが、飛騨川の川面に映る光と音は格別。
温泉街全体がイベント会場のような賑わいになります。
開催時期と過去の開催日程(来年予想付き)
開催日(2025年実績) | テーマ | 開催時間 |
---|---|---|
1月第2土曜 | 成人花火 | 20:30〜20:40 |
1月第3土曜 | 冬の星空花火 | 同上 |
2月第1土曜 | 節分花火 | 同上 |
2月第2土曜 | バレンタイン花火 | 同上 |
3月第1土曜 | 合格祈願花火 | 同上 |
3月第2土曜 | お雛様花火 | 同上 |
※最新日程は毎年11〜12月頃に公式発表されます。
来年もほぼ同時期に開催される見込みなので、早めの計画がおすすめです。
混雑を避けて楽しむ穴場観覧スポット4選
- 下呂大橋 会場至近で迫力ある花火を鑑賞可能。
開始20分前には場所確保を。 - 白鷺橋 温泉街の夜景と花火を同時に楽しめる絶好ポイント。
川面への映り込みも魅力。 - 下呂温泉合掌村の高台 有料エリアですが混雑少なめで、落ち着いて観覧できます。
- 足湯「ゆあみ屋」前 足湯に浸かりながら花火を楽しめる、冬ならではの贅沢スポット。
客室や露天風呂から花火が見える宿3選
ホテルくさかべアルメリア(部屋確約プラン)
「ホテルくさかべアルメリア」は、10階以上の高層階から花火を確実に楽しめるお部屋確約プランがあり、下呂温泉街や飛騨川の夜景とともに大迫力の花火が目の前に広がります。
広々とした客室は和洋室が中心で、清潔感あふれるモダンな内装が印象的。
総檜造りの展望露天風呂では、外気の冷たさと温泉の温かさのコントラストを感じながらゆったり過ごせます。
館内には冬限定の観覧プランもあり、冬の花火観賞に特化したサービスが充実。
寒さや混雑を避けて快適に過ごせるため、カップルや家族連れに特におすすめの宿です。
下呂温泉小川屋(川沿い客室)
「下呂温泉 小川屋」は、飛騨川沿いに位置し、川側客室や露天風呂付きの特別室から花火を間近で鑑賞できる宿として人気です。
打ち上げ会場まで徒歩数分の立地で、間近に上がる花火の光と音を五感で楽しめます。
客室は伝統的な和の趣を残しつつも設備は現代的で、露天風呂付きの部屋なら温かい湯に浸かりながら花火鑑賞が可能。
接客サービスも評判が良く、冬の厳しい寒さからしっかり守られる安心感があります。
迫力の花火を間近で楽しみたい方、家族連れやカップルに特におすすめの宿です。
望川館(庭園越しの花火ビュー)
「望川館」は、庭園越しに夜空に咲く花火を楽しめる確約プランがあり、広い和室でグループやファミリーでゆったり過ごせます。
静かな環境に位置し、花火の音と共に温泉の湯気が立ち込める幻想的な冬の夜を満喫できます。
温泉はしっかりとした設備で、湯上りのリラックスタイムにも花火の余韻を楽しめるのが魅力。
周囲の喧騒から離れ、静かに花火と温泉を楽しみたい方にぴったりの宿です。
ゆったり和室で花火を楽しみたい家族連れやグループ旅行におすすめの宿です。
花火見える宿3選のまとめと予約のコツ
下呂温泉 花火物語を快適に楽しむなら、この3宿が特におすすめです。
- 部屋確約&夜景なら「ホテルくさかべアルメリア」
- 迫力の川沿いなら「下呂温泉 小川屋」
- 広め和室で庭園越しなら「望川館」
来年の開催日程発表前でも、花火が見える宿は早期に満室になりがちです。
早めの予約で、寒さも混雑も避けて冬の花火を楽しんでくださいね。
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