「飛騨古川」といえば、白壁土蔵の町並みや瀬戸川に泳ぐ錦鯉の風景で知られています。
この飛騨古川は、岐阜県飛騨市にある歴史情緒たっぷりの小さな町です。
また、2016年大ヒット映画「君の名は」の聖地として、多くの人が訪れる話題のスポットとしも人気です。
瀬戸川沿いの白壁土蔵街や、静かな寺社、美味しい地元グルメ。
小さな町だからこそ、ゆっくり時間をかけて歩きたくなる――「飛騨古川」はそんな気持ちになる場所です。
情緒ある古い町並みという点では、飛騨高山も有名ですが、古川は高山に比べると静かでゆったりした雰囲気です。
また、ここ最近インバウンドで大混雑の高山に比べ観光客も少なめなので、「古川のほうが落ち着いて楽しめる」と密かに穴場スポットとして人気上昇中でもあります。
さらに、「君の名は」の聖地としても、古川は飛騨地方の中で一番メインの場所。
聖地巡礼のスポットも満載で充実しています。
映画の中の登場人物になった気分に浸りながら旅を楽しむことができますよ。
そんな飛騨古川を訪れる際は、「飛騨古川の観光のモデルコース」や「飛騨古川の観光マップ」をぜひ利用してくださいね。
行きたい場所をあらかじめ「飛騨古川の観光モデルコース」や「飛騨古川の観光マップ」などでチェックしておけば、迷わずスムーズに観光を楽しめて、効率的にスポットを巡ることができるので、旅の満足度もアップ!
帰り際に、あの場所も行きたかったのになということもなくなりますよ。
飛騨古川は小さい町なので、さらっと見るなら半日でも十分楽しむことができます。
しかしながら、その小さな町には歴史や伝統、さらには映画のスポットなどがぎゅっと詰まっています。
その奥深い魅力をしっかり味わいたい場合は、1日コース、または宿泊してゆっくり過ごすのもおすすめです。
せっかくなら飛朝夕の静かな町並みや地元グルメ、温泉でのんびりして、情緒ある古川の町で癒しの時間を味わってくださいね。
「飛騨古川」周辺には、観光に便利なホテルや旅館もいくつかあります。
「飛騨古川」の最大の魅力は、町全体がひとつの観光地になっていることです。
歴史ある寺社や町家、地元グルメや「君の名は」の聖地など、歩けば歩くほど新しい発見に出会えます。
また、飛騨古川は、高山や白川郷へもアクセス抜群なんですよ。
高山は飛騨古川から車で約30分、電車なら何と約16分。
古い町並みや朝市、伝統的な建物などが人気で、食べ歩きやお土産探しも充実しています。
一方、世界遺産の白川郷も、飛騨古川から車で1時間ほどで行くことができます。
合掌造り集落の風景は本当に圧巻ですよ。
日程に余裕がある方はぜひ検討してみてくださいね。
飛騨古川は、歴史の風情を感じながら映画の世界観にもどっぷり浸れる、魅力満載の場所です。
この記事では、「飛騨古川の観光モデルコース」「飛騨古川のおすすめ観光マップ」「『君の名は』の聖地巡礼」などをまとめました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
飛騨古川の観光モデルコースをご紹介
飛騨古川は城下町の面影が残る古い町並みの中に、脈々と受け継がれる伝統が残る街です。
小さな町なので半日程で回ることもできますが、「君の名は」などの観光スポットも訪れたい場合は1日コースでゆっくり楽しむのがおすすめです。
ここでは、飛騨古川の主要観光スポットを中心とした「飛騨古川の観光モデルコース」をご紹介します。
町歩きが楽しい町なので、「飛騨古川観光モデルコース」を参考にしながら、古川の歴史や伝統、グルメ、そして聖地などを満喫してくださいね。
「飛騨古川の観光マップ」と一緒にチェックすれば、町歩きがより充実しますよ!
∻飛騨古川の観光モデルコース(1日プラン)∻
時間 | 行動内容 | ポイント |
---|---|---|
9:30 | 飛騨古川駅スタート | 「君の名は」スポットチェック |
10:00 |
・飛騨古川まつり会館 ・飛騨の匠文化会館 ・瀬戸川・白壁土蔵街 |
・錦鯉と歴史ある町並み散策 |
12:00 | ランチタイム | 飛騨グルメ堪能 |
13:00 |
・三寺参りor聖地巡礼 ・工芸品や酒蔵巡り ・飛騨古川さくら物産館 |
・組紐体験やお土産探しなど |
15:00 | カフェタイム | ちょっと一息 |
16:00 | 帰路または宿泊先へ | 宿に泊まって温泉や郷土料理を堪能 |
【飛騨古川観光モデルコースのポイント】
∻おすすめ観光スポット∻
・飛騨古川祭り会館
・飛騨の匠文化館
・瀬戸川と白壁
午前中は飛騨古川まつり会館や、飛騨の匠文化館、瀬戸川と白壁土蔵街の散策を楽みながら、飛騨古川の歴史や伝統文化に触れましょう。
歴史や伝統を知ると、より古川の魅力を感じ、さらに色々な興味もわきますよ。
・飛騨古川祭り会館
天下の奇祭と呼ばれ、ユネスコに登録もされている「古川祭」を丸ごと知ることができます。
国の重要無形民俗文化財に指定されている気多若宮神社の例祭。
「神輿巡業」「起し太鼓」「屋台行列」の3つの行委が中心となり、2日間にわたって開催されるます。
さらしを巻いた数百人の裸男が深夜に集まって大太鼓と「付け太鼓」が攻防戦を繰り広げる様子が、異様な活気に」満ちているため「寄祭」と呼ばれているお祭りでもあります。
館内には実際に祭りで使用される豪華絢爛な屋台が展示されいます。
実際に間近で見ると、その大きさと精巧な装飾に思わず圧倒です。
漆塗りや金箔、緻密な彫刻など、職人の技が凝縮された屋台はまさに芸術品!
見る価値ありですよ。

豪華賢覧!!
日本の職人さんの技術って本当に素晴らしいなと改めて思わされます。
また、祭りのハイライトである起し太鼓や屋台の曳き回しは、4Kシアターで体感できます。
大画面と迫力ある音響で、まるで祭りの現場にいるかのような感覚です。
その他にも祭り会館では、御神輿行列のミニチュアやからくり人形の操作体験、起し太鼓の打ち体験もできるので、お祭りに参加したような気分になれますよ。
お土産コーナーには限定バージョンの「古川祭さるぼぼ」や「やんちゃさるぼぼ」もあるので、チェックしてみてくださいね。

限定の祭りさるぼぼ
毎年4月の19・20日に開催される古川祭り、いつか迫力ある実際のお祭りを見てみたいです。
・飛騨の匠文化館
飛騨の匠による建築の歴史と技術が紹介されていて、体験型施設として、匠の技を肌で感じ取ることができる場所です。
ここでは、大工道具や木材資料、継ぎ手や仕口などの展示のほか、組木パズルや千鳥格子を組む体験もでき、工匠気分が味わえます。
釘を1本も使わずに組み木などで建築していく職人の知恵や工夫は感動ものですよ。
何といっても飛騨の匠の技を使って建てられた建物そのものが素晴らしく、特に木造建築が好きな人には見ごたえがあるので、おすすめです。
奈良時代に「飛騨の匠」と呼ばれる腕効きの大工を輩出した飛騨古川には、伝統的な町屋の軒下に雲と呼ばれる装飾が施されています。
この雲は、大工の誇りを示すサインのようなもので、大工によってデザインが異なるとのこと。
雲のデザインを見れば誰が造ったのかわかるのは面白いですよね。
古川町内には約170種類もの雲が現存しているとのことなので、好みのデザインの雲を探しながら歩くのも楽しいですよ。
ちなみに匠文化会館は、約30人の地元の棟梁達によって建てられています。
そのため建物の軒下には各棟梁の雲がずらりと並んでいます。
興味ある方は探してみてくださいね。
祭り会館と匠文化館は、ぜひ立ち寄って欲しい観光スポットです。
共通のチケットを買えばプラス100円で匠文化館を見れるのでお得ですよ。
(※未就学児は入館不可)
・瀬戸川と白壁土蔵街
白壁土蔵街の古い町並みが多く残る情緒豊かな散策スポットです。
白壁の土蔵が美しく連なる通り沿いには、瀬戸川が流れ、4月から11月頃までは約1000匹もの鯉が優雅に泳いでいます。
川辺では鯉の餌やり体験もできるので、お子様連れにもおすすめの場所です。

立派な鯉がいっぱい泳いでいます
ここの鯉たち、みんな見事に丸々しています(笑)。
人間慣れしているのか、餌を持って近くにいくとすぐに集合してくれます。
鯉の餌は祭り会館や、瀬戸川沿いの無人販売所で100円で購入できるので、小銭を用意しておくといいですよ。
<ランチタイム>
飛騨蕎麦や飛騨牛定食などの飛騨グルメを堪能。
モデルコースでのおすすめは「君の名は」の聖地にもなっている「味処古川」さんです。
※場所や詳細は別途紹介
∻おすすめスポット∻
・三寺参り(円光寺・真宗寺・本光寺)
・「君の名は」聖地巡礼∻カフェタイム∻
・壱之街珈琲店∻お土産探し∻
・渡辺酒造店
・三島和蝋燭店
午後は三寺参りがおすすめですが、聖地巡礼をじっくりしたい場合は、三寺参りを省き、「君の名は」のスポット巡りに絞るのもおすすめですよ。
親鸞聖人の御恩をしのび、毎年1月15日に行われる伝統行事で、200年以上も前から続く伝統風習。
町内の3つの寺、円光寺・真宗寺・本光寺を参拝します。
夕方からは雪のろうそくや、瀬戸川沿いの千本ろうそくに火が灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。
三寺参りは特に、縁結びの行事として知られています。
三寺参りの日は、観光客も晴れ着で参加でき、着物レンタルや着付けサービスも利用できるので、ご縁をあやかりたい方は参加してみてくださいね。
(※人気行事で、毎年予約はすぐ埋まってしまうようなので、気になる方はお早めに)
三寺参りの様子はニュースでしか見たことがありませんが、降り積もる雪と、無数のろうそくの灯りが、幻想的でまるで別世界のような景色で美しいですよ。
カップルや夫婦でも参加できるとのことなので、古川祭同様いつか参加してみたい行事です。
(※三寺参りの所要時間は1時間程度です。)
お寺に興味がある方はゆっくり時間をかけて回ってもいいですし、君の名はのスポットと合わせて楽しみたい方は、行きたいお寺を厳選してもいいかもですね。
<カフェタイム>
・壱之町珈琲店
歩き疲れたら、ちょっと一息。
古民家を改装したレトロな雰囲気が素敵な壱之町珈琲店でカフェタイム♪
このお店で大人気でなのがメロンパン。
外はサクッと、中はしっとりもちもちで上品なお味です。
夏は断然氷珈琲がおすすめ!
牛乳がびっくりするくらい美味しくて最高ですよ。
カフェタイムのあとは、お土産を探しがてら伝統工芸品のお店や地元の銘酒を探したりしながらのんびり過ごしてくださいね。
<お土産探し>
・渡辺酒造店
創業は1870年(明治3年)。
作家の司馬遼太郎が愛飲したことで知られる「蓬莱」の他、世界酒類コンテストで受賞した銘酒やにごり酒など、1年に50種類以上の商品を生み出しています。
国の登録有形文化財に登録された直売店は、昔ながらの風情ある佇まいで、歴史的風情があります。

日本酒好きの父へのお土産に
店内には定番の商品や季節のお酒以外にも、酒蔵直売店でしか手に入らない「店頭販売限定酒」などがずらりと並んでいます。
一部商品やノンアルコール甘酒などの無料試飲の他、最高級の純米大吟醸や、店頭販売限定酒などの高級酒が一律100円で楽しめるコインサーバーもあるので、お酒の好きな方には大好評。
ここでしか買えないお酒は、お土産にとっても喜ばれますよ。
三島和蝋燭店
全国でも数少ない和ろうそくの老舗店です。
植物性の原料のみで作られているため、ススが少なく、火が消えにくい優れもので、毎年1月に行われる三寺参りでも奉納される伝統工芸品です。
タイミングが良ければ、ご主人の説明を聞きながら実演も見ることができますよ。
真の職人さん達によって受け継がれてきた伝統の和ろうそくの優しい灯り、素敵ですよね。
これからもずっと絶やさず灯し続けてもらいたいです。

2002年には朝ドラ「さくら」の舞台にもなりました。
古川の町の楽しみ方は人それぞれです。
モデルコースを参考にしながら、ぜひ、自分流の素敵な時間を満喫してくださいね。
飛騨古川の観光マップをご紹介
飛騨古川は、伝統工芸など職人技が受け継がれた魅力いっぱいの町です。
ここでは、古川の中でも特におすすめの場所を「飛騨古川の観光マップ」としてまとめました。
また、「君の名は」の聖地とされる場所も記載してあるので、「飛騨古川の観光モデルコース」と組み合わせながらチェックしてみてくださいね。
何となくで回ってしまうと、うろうろとただ古い町並みを歩きながら、鯉にえさをあげて終ってしまった・・・・なんて残念な結果になりかねません。(実際そんな声もちらほら)
「飛騨古川の観光モデルコース」と「飛騨古川の観光マップ」を参考にしながら、行きたいスポットをチェックしておけば、迷うことなく有意義な時間をすごせますよ。
∻飛騨古川の観光マップ&「君の名は」聖地マップ∻
②古川駅タクシーロータリー
③飛騨古川気多若宮神社
④飛騨市図書館
⑤染と呉服大洞
⑥飛騨古川まつり会館
⑦飛騨の匠文化館
⑧味処古川
⑨円光寺
⑩渡辺酒造店
⑪瀬戸川と白壁土蔵街
⑫三嶋和蝋燭店
⑬壱之町珈琲店
⑭本光寺
⑮飛騨古川さくら物産店
⑯真宗寺
⑰今宮橋※(□:君の名は」スポット)
・飛騨古川の歴史や伝統:③⑥⑦⑪
・三寺参り:⑨⑭⑯
・お土産:⑦⑧⑩⑫⑮
「飛騨古川の観光モデルコース」では午前中に⑥⑦を中心に回りますが、聖地巡礼をしっかり楽しみたい方は、①~⑤を最初、または午後に回ってもいいかもしれませんね。。
せっかくなら古川の観光も聖地巡礼も全部じっくり楽しみたいという場合は、宿泊コースがおすすめです。
1日目は古川観光で2日目に聖地巡礼というプランもありですよ。
欲張りコースで飛騨古川の旅を満喫しちゃいましょう。
ノスタルジックな街並みと、「君の名は」の世界観あふれる飛騨古川で、癒しの時間をたっぷり過ごしてくださいね。
飛騨古川の観光スポット「君の名は」の聖地巡礼
|
飛騨古川には「君の名は」の聖地と呼ばれるスポットがいくつかあります。
「君の名は」の上映は2016年ですが、人気は今も健在で全国からはもちろん、海外からも聖地巡礼に来る人が絶えません。
私もこの作品が大好きでもう何度も見ています。
特に飛騨高山や古川の聖地を訪れてから、映画をまた見たときは、また今までとは違う気持ちになり新鮮でした。
実際に足を踏み入れた場所の面影があるシーンは、何だかまるで自分の故郷が映っているようなそんな気分です。
ここでは「飛騨古川の『君の名は』の聖地巡礼」スポットをたっぷりご紹介します。
「飛騨古川の観光モデルコース」や「飛騨古川の観光マップ」を参考に旅の計画を立てる際は、「君の名は」の聖地巡礼をコースの中に組み入れて、古川の町を満喫してくださいね。
そして、飛騨古川を訪れる時は、行く前にぜひ映画を見ていってから出かけてくださいね。
古川の町を歩いた時に、「あのシーンはここなんだ」と思える場所がより鮮明になりますよ。
そして、帰ったらもう一度見返してください。
映画の中に、旅の思い出がたくさん詰まっているのをきっと感じますよ。
∻飛騨古川にある「君の名は」の聖地∻
・古川駅タクシー乗り場
・気多若宮神社
・五平餅のお店
・飛騨市図書館
・バス亭
・飛騨古川さくら物産館
・染と呉服 大洞
JR飛騨古川駅
古川駅では、映画の中のシーンと同じ「特急ひだ号」の姿を見ることができます。
古川をモデルとした糸守の町に、瀧君が三葉の手がかりを求めて訪れるシーンが目に浮かびます。
撮影スポットは、駅の西口と東口を結ぶ跨線橋からとなります。
何と親切に時刻表とベストポジションの張り紙がありましたよ。
これは嬉しい心遣いですよね。
改札口では映画と同じように「ひだくろ君」がお出迎えしてくれます。

ひだくろ君も映画と同じ!再現度高いです。
古川駅タクシー乗り場
古川駅のローターリーは、瀧君がタクシーの運転手さんに尋ねるシーンのスポットになっています。

古川駅のロータリー
気多若宮神社
映画の中の宮水神社のモデルは、飛騨高山に日枝神社とここ飛騨古川の気多若宮神社と言われています。
瀧君が三葉の手がかりを探している際に、聞き込みをしている神社の階段が気多若宮神社の階段ですね。
IR飛騨古川駅から神社までは歩いて約15分ほどです。
少し遠いなと感じる方は、タクシーやレンタルサイクルの利用がおすすめですよ。
レンタルサイクルは飛騨祭り会館で貸し出しをしてくれます。
春や秋の風が気持ちいい季節なら、自転車での古川巡りも気分爽快ですね。
古川町を見渡すことができるこの神社は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「古川祭」が開催される由緒ある神社です。
飛騨の日枝陣屋でも感じた神聖な空気感があります。
飛騨市図書館(以前は古川街図書館)
瀧君が糸守について調べていた図書館ですね。
ここも再現度が高く、ワクワクします♪
館内で撮影する際は、カウンターで「撮影許可証」をもらう必要があります。
(※動画やシャッター音はNG)
映画の中のシーンがそのままのような再現度ですよね。
想像以上にリアル感があり感動です。

「君の名は」のコーナーもあります。
味処古川
瀧君のバイト先の憧れの奥寺先輩とお友達と一緒に五平餅を食べてたお店です。
中はもちもち、外側は香ばしく、ゴマ入りの甘めの味噌ダレが絶品ですよ~。
私がいつも食べる地元の五平餅と比べると、甘めの優しいお味です。
映画のシーンと同じようにお店の縁側で五平餅を頬張ると、気分は小野寺先輩に♪
この場所で五平餅を食べながら、写真を撮るのは、ファンの間ではもはや定番。
お店に置かれたノートには日本だけでなく世界中からここを訪れたファンの思いがたくさん綴られていました。
この作品の偉大さを改めて実感です。
このお店は五平餅以外にも「飛騨牛朴葉味噌ステーキ定食」や「ざるそば」などもあり、どれも絶品です。
ランチタイムを兼ねて寄ってみてくださいね。
<マップにはない番外編>
・宮川町落合のバス亭
瀧君、奥寺先輩、司が座っていたバス停です。
現在は使われtいませんが、今でも毎日にように全国からファンが訪れる人気スポットです。
この場所も公式認定されていますが、飛騨古川駅からはかなり遠く離れていて、移動は車やタクシーで30分ほどかかります。
(電車の場合は角川駅から徒歩で約20分)
映画のシーンそのままな感じで、嬉しくなります。
<組紐体験ができる場所>
三葉が髪の毛を縛るのに使った、組紐は、この作品のキーポイントのひとつ。
古川にはこの組紐を作る体験ができる場所があるんです。
映画のキーポイントでもある組紐を自分好みに作れるなんて嬉しいですよね♪
飛騨古川さくら物産館
飛騨の工芸品、銘菓や名産加工品が揃う物産館です。
ここでは、映画の中で三葉が作っていた組紐体験ができ、ブレスレットやミサンガを作ることができます。
物語の鍵ともなる組紐を、本格的な丸台を使って映画のシーンさながらに体験できるなんてワクワクしますよね。
少し難しそうに感じるかもしれませんが、やり方はスタッフの方が丁寧に教えてくれるので安心です。
三葉になった気分で紡いだ組紐は、聖地巡礼の旅の素敵な記念になりますよ。
その他にも、「君の名は」のパネルも展示や関連のお土産もあります。
ファンの方なら絶対にワクワクする場所なので、聖地巡礼の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
染と呉服 大洞
組紐体験と、着物レンタルができます。
造り方は、さくら物産館同様お店の方が丁寧に教えてくれます。
初めてでも30分ほどで、ブレスレット、またはキーホルダーができますよ。
また、着物や浴衣のレンタルもでき、着付けをしてもらったらそのまま観光へ行くことができます。
風情ある古川の町並みには和服がとても映えますよ。
古川には人力車で町を観光できるサービスもあります。
せっかく着物をきたなら、ぜひ人力車も利用してみてくださいね。
着物姿で人力車、絶対素敵です!
※人力車は古川観光公式に電話、またはWEB予約でできます。
電話:0577-74-1192
「飛騨古川」周辺のおすすめホテル
「飛騨古川」には、歴史や伝統が刻み込まれた風情の宿がいくつかあります。
旅の余韻に浸りながら、地元の旬の食材が使われた郷土料理や温泉に浸かれば、心も体も癒されて、古川の魅力をさらに満喫できますよ。
料亭旅館 八ツ三館
この「料亭旅館 八ツ三館」は、高山本線・飛騨古川駅から徒歩6分という好立地にありながら、町の喧騒から離れた静かな佇まいが魅力です。
創業はなんと江戸末期。
現在の建物は明治時代に建てられ、飛騨の匠の技術が随所に光る格式高い木造建築です。
この本館は、国の登録有形文化財にも指定されていて、館内の細部にまで伝統と美意識が息づいています。
館内を歩けば、調度品や中庭、障子越しのやわらかな光――どこを切り取っても「日本の美」を感じられる空間です。
和室の窓からは、手入れの行き届いた庭園や飛騨の山並みが見渡せて、心までリラックスできますよ。
この宿の一番の魅力は、料亭ならではのこだわり抜かれた食事です。
地元・飛騨の旬の食材をふんだんに使い、丁寧に仕上げられた料理は、旅のご褒美にふさわしい逸品ばかり。
食事をゆっくり味わいながら、今日一日の町歩きや「君の名は。」の聖地巡礼の思い出話に花が咲きそうですね。
館内には温泉のお風呂も完備されていて、旅の疲れもしっかり癒やせます。
歴史的な建物で非日常を味わいながら、くつろぎの時間を過ごせますよ。
この旅館の総合評価は「4.69」です。( 評価詳細は こちら>> )
口コミ評価も非常に高く、何度も訪れたくなる宿としてリピーターも多いこの宿は、「せっかくなら、宿も町の文化や歴史にこだわりたい」という方や、贅沢なご褒美旅をしたい方におすすめです。
また、「料亭旅館 八ツ三館」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
飛騨ともえホテル
この「飛騨ともえホテル」は、JRひだ古川駅から徒歩2分という抜群の立地で、観光や「君の名は」の聖地巡礼をたっぷり楽しんだ後も、すぐにホテルでひと息つけるのが嬉しいポイントです。
館内は落ち着いた和の雰囲気に包まれていて、なんだか懐かしい気持ちになれる宿です。
このホテルの一番の魅力は、囲炉裏(いろり)を囲んで味わう夕食です。
中でも一番人気の「飛騨牛ステーキ+在郷料理プラン」は、最高級和牛ステーキと郷土料理を盛り合わせた在郷料理がセットになっていて、柔らかな食感、良質ならではのコクと旨味を堪能できます。
在郷料理は岐阜県飛騨地域、その中でも飛騨古川の食の文化をモチーフに
新しいスタイルでおもてなしする料理です。
郷土の味を大切にしており、地域色豊かな味を楽しめます。
囲炉裏で焼かれる地元の新鮮な食材を眺めながら食事できるなんて、普段はできない体験で、素敵ですよね。
田舎のおうちに遊びにきたような、ぬくもりあるほっこりとした雰囲気で囲む夕食は、きっと素敵な思い出として残りますよ。
また、朝食も手作りの優しい味で、朝からほっとする気分になれると評判です。
スタッフの皆さんもとても親切で、観光情報や地元グルメの相談にも丁寧に対応してくれるので、初めての飛騨古川でも安心して宿泊できますよ。
この旅館の総合評価は「4.50」です。( 評価詳細は こちら>>
リピーターやファンも多いこの宿は、観光もグルメも、のんびりした時間も全部味わいたいという方にぴったりです。
また、「飛騨ともえホテル」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
飛騨古川桃源郷温泉 ホテル 季古里
この「飛騨古川桃源郷温泉 ホテル 季古里」は、飛騨古川駅から車で約15分、のどかな里山の中にたたずむ温泉宿です。
喧騒から離れて、自然の中でのんびり過ごしたい人には本当にぴったりな場所です。
窓を開ければ四季折々の里山の景色が広がって、朝は小鳥の声で目覚めることができますよ。
この宿の大きな魅力は、なんといっても自家源泉の天然温泉です。
「美肌の湯」といわれるお湯は、適度な温度とアルカリ性で天然の石鹸効果が期待できます。
お湯の中で肌を触れば、ぬるっとするほど柔らかく、しっとり滑らかな美容液のよう。
歩き疲れた体もじんわり癒されて、心までリラックスできる贅沢なお風呂時間が過ごせますよ。
そしてもう一つの楽しみが、飛騨の旬の食材をたっぷり使ったお料理です。
地元の新鮮野菜や飛騨牛、季節ごとの山菜や川魚など、ここでしか味わえないごちそうが並びます。
見た目も美しく、一皿ごとに料理人さんのこだわりと優しさが感じられるこだわりの逸品ばかりなので、満足感で心もお腹も満たされますよ。
客室は和室が中心で、窓の外には田園や森の風景です。
飛騨の古民家をイメージした館内は、「中部建築賞を受賞作品」で、伝統とモダンの融合した美しいデザインです。
木組みの梁や白壁、囲炉裏はどこか懐かしい「ふるさと」を感じさせてくれます。
おひとり様から家族連れまで、誰でも気兼ねなく過ごせる雰囲気も魅力の宿ですよ。
このホテルの総合評価は「4.18」です。( 評価詳細は こちら>> )
「観光もいいけど、せっかくなら温泉でのんびり過ごしたい」「旅の途中で静かに自然を感じたい」「旬の味覚をゆっくり楽しみたい」――そんな方にはぜひおすすめしたい宿です。
また、「飛騨古川桃源郷温泉 ホテル 季古里」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
「飛騨古川」のまとめ
飛騨古川は、歴史の風情と素朴な町並み、そして映画「君の名は」の聖地として、近年ますます注目を集めている観光地です。
この記事では、「飛騨古川観光のモデルコース」や「飛騨古川の観光マップ」を使って、効率よく町歩きを楽しむ方法をご紹介してきました。
実際にモデルコースやマップを活用すれば、初めての方でも迷わず観光できるので、充実した一日を過ごせますよ。
また、「飛騨古川の『君の名は』の聖地巡礼」も、映画ファンにとっては特別な体験になるはずです。
町の中には、歩くたびに新しい発見や小さな感動があり、何度訪れても飽きることがありません。
観光だけでなく、グルメや温泉、素敵な宿に泊まって、朝夕の静かな町並みもぜひ味わってください。
飛騨古川は、まるで時がゆっくり流れているかのような、落ち着いた町並みと温かな空気に包まれた場所です。
ご紹介した「飛騨古川の観光モデルコース」を参考に巡れば、古川の歴史や伝統に触れながら無理なく町全体を楽しむことができます。
さらに、「飛騨古川の観光マップ」もチェックしておいてくださいね。
マップを見ながら歩いていると、思いがけない発見や地元ならではのお店にも出会えることもありますよ。
そして何より、映画「君の名は」の聖地を実際に巡ることができるのも、この町の特別なポイントです。
アニメの中で見た風景が現実のものとして目の前に現れる体験は、映画ファンだけでなく、訪れた人すべての方の心に残ることと思います。
町歩きや観光、グルメ、温泉、そして宿選びまで、「飛騨古川観光のモデルコース」や「飛騨古川の観光マップ」を参考にしながら、自分だけのプランを自由に組み立ててくださいね。
気になったカフェに立ち寄ったり、地元の人とのちょっとした会話を楽しんだり、歴史や文化、自然の中に身をゆだねてみたり――そんな過ごし方も飛騨古川の旅の醍醐味です。
次回の旅ではぜひ、「飛騨古川観光モデルコース」や「飛騨古川 観光 マップ」を参考にしながら、歴史と伝統、そして映画の世界を感じる町「飛騨古川」を訪れてみてくださいね。
きっと「飛騨古川」の町でしか味わえない、心に残る時間が待っていますよ!
コメント