目次
犬食器、洗剤は人間用でも大丈夫?
犬の食器類は人間用の食器洗剤を使用しても基本的には問題ありませんが、注意点があります。
・洗い残しのないようないようしっかりすすぐ
・スポンジは人の食器用と分けて使う
・香の強いものは避ける
・スポンジは人の食器用と分けて使う
・香の強いものは避ける
洗い残しのないようないようしっかりすすぐ
人間用の食器洗い洗剤で犬の食器を洗った際はすすぎ残しのないよう、しっかりと洗い流しましょう。
犬の唾液はアルカリ性です。
それに対して、一般的は人間用の食器洗い洗剤は中性洗剤。
アルカリ性の犬の唾液から作られるバイオフィルムをしっかりと中和、分解させることができません。
中性洗剤を使用する場合は、入念に何回も洗い流すことである程度のバイオフィルムを除法することができます。
洗い残しがあると、中性洗剤の一部がバイオフィルムと一緒に食器に残留してしまう可能性があります。
バイオフィルムとは微生物の集合体のことです。
犬の食器のヌルヌルの正体はこのバイオフィルムという微生物が形成する膜です
犬の食器のヌルヌルの正体はこのバイオフィルムという微生物が形成する膜です
スポンジやふきんは人間用と分ける
犬の食器を洗うスポンジや拭く際に使うふきんやナプキンは人用、犬用で分けて使いましょう。
犬の食器のバイオフィルムには人に害のある病原菌が含まれている場合があります。
スポンジなどを共用すると飼い主さんが感染症に罹患してしまうかもしれません。
特に免疫力の低い乳幼児やああ高齢者がいるご家庭では日和見感染や人獣共通感染症のリスクが高くなるので注意しましょう。
(スポンジのかわりに特殊繊維で水だけで汚れが落とせるクリーナーもおすすめです。)
🔽手が荒れず、環境にも優しく経済的です。
香りの強いものは避ける
できるだけ無香料のものを選びましょう。
犬の嗅覚は鋭く、犬種によって差はありますが人間の100万倍~1億倍ともいわれています。
人間にとっては良い香りでも犬にとっては不快な匂いに感じストレスになってしまいます。
おすすめはクエン酸
犬の唾液はアルカリ性です。
食器についたバイオフィルムは酸性に弱いのでクエン酸を使えばぬめりをきれいに取ることができます。
クエン酸は粉末状のものか食器用のスプレーがスーパーやドラッグストアに売っています。
粉末の場合はクエン酸を小さじ1と水200mlで薄めたものをスプレーボトルに入れて軽く振ったものを使います。
①食べ終わった後の食器に吹きかける
②しばらく時間を置いてから洗い流す。
③しっかりと乾燥させる。
②しばらく時間を置いてから洗い流す。
③しっかりと乾燥させる。
お酢も利用できますが、匂いが強いのであまりおすすめではないかもしれません。
もし使う場合は薄めたものを匂いが残らないように短時間で使い、しっかりと洗い流しましょう。
犬の食器の煮沸消毒
煮沸消毒も効果的です。
定期的(週に1~2回)に煮沸消毒をすることによりワンちゃんの食器が清潔に保てます。
※プラスチックなどの素材は熱湯に耐えられない場合もあるので注意
①犬の食器の汚れを取る
②深さのある鍋やフライパンに食器を入れる
③食器がつかるくらいまで水を入れる
④水を沸騰させ、そのまま5分~10分程煮込む
⑤お湯が冷めるまで放置
⑥お湯が冷めたら食器を取り出し、自然乾燥させる
②深さのある鍋やフライパンに食器を入れる
③食器がつかるくらいまで水を入れる
④水を沸騰させ、そのまま5分~10分程煮込む
⑤お湯が冷めるまで放置
⑥お湯が冷めたら食器を取り出し、自然乾燥させる
忙しくて煮沸消毒が手間と感じる場合は、熱湯消毒もおすすめです。
煮沸消毒のが効果が強いですが消毒効果は十分得られます。
クエン酸スプレーなどで拭き取った後、80度以上の熱湯を10秒以上かける
食器の素材も大切
食器の内側に傷がついてしまうと、最近が付着しやすくなります。
ステンレスやプラスチック素材は細かい傷がつきやすいので注意は必要です。
おすすめは磁器や陶器の食器です。
犬用食器洗剤おすすめ3選
人間用の洗剤では不安、クエン酸スプレーを作るのは手間、という場合はペット用の食器洗剤がおすすめです。
・犬にとって安心できる成分が使用されている
・ペットが使用した後のぬめりが取れやすい
・無香料で匂い敏感なペットにも安心
・洗浄力が高く泡切れも良いので使用料が少なくすみ経済的
・ペットが使用した後のぬめりが取れやすい
・無香料で匂い敏感なペットにも安心
・洗浄力が高く泡切れも良いので使用料が少なくすみ経済的
・人間用の洗剤に比べると割高
・取り扱い店舗が少ない
・取り扱い店舗が少ない
ペット用食器洗剤はスーパーやドラッグストアではあまり見かけません。
ペットショップや楽天、Amazonなどの通販での購入がメインとなります。
その中でも人気でおすすめの3選をご紹介するので参考にしていただけたらと思います。
サラピカ
天然成分100%,香料、着色料、防腐剤、酸化防止剤などの人口添加物は一切使用されていません。
洗浄力も高く泡切れも良いので、少量で経済的です♪
我が家も愛用
👇天然成分100%の食器洗剤サラピカ
わんにゃん食器の洗剤
バーム油とクエン酸の独自配合&ミクロの泡で頑固なヌルヌルを素早くからめ取ります。
こちらも天然成分100%で安心の商品です。
皮膚にも優しく、皮膚炎やかゆみのあるワンちゃんにおススメです♪
👇なめても安心!ペット、環境、飼い主さんに優しい所付き用洗剤
WAFONA〔犬用〕食器洗剤
泡でふき取るだけで頑固なヌメリの原因を取り除きます。
手肌に優しい植物系洗剤で無香料、無着色です。
汚れた食器に泡をなじませ、少しおいてからキッチンペーパーなどでふき取ります。
もちろんスポンジに適量を取って水洗いでもOK!
🔽ふき取るだけ!洗剤による手肌の荒れがきになる方にもおすすめです
犬の食器の洗い方
ワンちゃんの食器はできるだけ食べたらすぐに洗うようにしましょう。
犬に唾液に含まれるバイオフィルムは時間の経過とともに形成されるので、すぐにきれいにすることが大切です。
できれば食べ終わった食器をまずはペーパーやキッチンペーパーで拭き取るといいです。
食後すぐに拭き取ることでぬめりの発生を防ぐことができます。
すぐに洗えない場合
まずは洗う前に乾いた状態でペーパーやふきんでヌルヌルを拭き取りましょう。
時間が経過してしまった食器はヌルヌルして洗ってもなかなか落ちません。
バイオフィルムの膜は水に濡れるとさらにヌルヌルして落としにくくなります。
まとめ
我が家は以前は普通台所食器洗剤(キュキュット)で愛犬の食器を洗っていました。
成分がどうなのかと気になりつつも特に問題はなかったのでそのまま過ごしていましたが、気付けば可愛いナツ君も11歳・・・。
相変わらずの食欲で元気ではありますが、このところ少しづつ年齢を感じるように。
免疫も若干落ちてきているようなので、できる限りの配慮はしたいと思うようになりました。
そこで先月から食器洗剤をペット専用に変更したところ、ヌルヌルも素早く取れ、毎回洗う時のストレスもかなり軽減♪
もっと早くから使えば良かったと思う次第です(*^^*)。