増え続ける空き家問題
近年、なかなか売れない物件を抱え困っている方は多いようです。
特に私のようにアラフィフ世代になると、「実家が空き家のまま」という問題が増えてきます。
主に経済的価値がない古い家屋が建っている土地を、「古家付き土地」と言います。
「古家付き土地」に明確な基準はないものの、築20年以上の住宅は「古家」と言われ、建物の価値がほぼゼロになります。
築20年以上というと、放置されたままの古い実家のほとんどがあてはまることになります。
立地が良く人気エリアの古家付き土地の場合は、すぐに売れるでしょう。
また、近年人気のある古民家のような魅力がある物件であれば、そのままの状態でも売れるかもしれません。
しかし、古家付き土地の多くは需要が低く、手付かずの状態で放置されてるのが現状です。
売れない物件、解体はNG?
売れない物件は、「更地にして売却する」という方法もありますが、解体費用がかかります。
更には固定資産税が高額になってしまうリスクもあります。
建物を解体して「更地」にすれば、建物に対する固定資産税はなくなりますが、「固定資産税等の住宅用地特例」が適用されなくなります。
結果、土地にかかる税金の特例率はなくなり、固定資産税の総額は増えてしまうのです。
空き家になった実家に生じるリスク
誰も住んでいない空き家は、急激に老朽化が加速します。
庭には雑草が生い茂り、古い配管からは錆や悪臭が発生することもあります。
その他にも放置された空き家は、不法侵入、不法投棄の場になったり、更には放火などのリスクも生じます。
近隣にも何かと迷惑がかかり、トラブルになる恐れも出てくるかもしれません。
管理できない場合は管理会社に頼むこともできますが、費用が発生してしまいます。
固定資産税が6倍に?
リスクだらけの空き家は、管理が不十分のまま放置すると、「特定空き家」に指定される危険性があります。
「特定空き家」に指定されてしまうと、それまで適用されていたさ住宅用地の減額特例は除外されてしまいます。
そうなると、固定資産税が最悪6倍にもなる可能性が!
絶対無理なんだけど
このように、空き家を放置のまま持ち続けても、リスクは増え続けるばかりなのです。
- 固定資産税を払いつづけなければならない
- 放置すると固定資産税が6倍になる危険性がある
- 土地の管理を怠れば、近隣から損害賠償請求される恐れがある
- 将来、土地を所有するリスクを子供に相続させることになる
京都市で全国初の「空き家税」導入決定!
先日(2023年3月24日)、京都市が全国で初めての「空き家税」を運用することが正式に決定しました。
正式名称は「非居住住宅利活用促進税」で、自治体が独自に課す法定外税となります。
実際の導入は早くて2026年以降とのことです。
京都市では市内の高さ規制により住宅が少なく、“京都ブランド”で価格も高くなっていることから、若年層の住人が少なくなっています。
そこで「空き家税」を導入することで、住んでいない家を手放してもらい、京都市に住める人を増やしたいというのが大きな狙いです。
税額は空き家の価値や立地に応じて決められ、固定資産税の半額程度となる見込みです。
空き家を念頭に置いた課税強化は、国も取り組もうとしています。
京都の試みが上手くいけば、今後全国的に実施が広まることになると予想されます。
「売却困難な物件」専門の買取業者
古くて売れない空き家に最適な売却方法は、専門の買取業者に直接売却すること」です。
売れない物件にお悩みの場合は、
「訳あり物件買取プロ」のような専門業者に相談、相談、査定をしてもらうことをおすすめします。
売れないとあきらめていた土地が、予想外の価格で売れるかもしれません。
「訳あり物件買取プロ」とは通常の不動産売買において、買い手が見つかりにくい物件などを買取してくれるサービスです。
運用しているのは東京に拠点がある株式会社AlbaLink(以下アルバリンク)で、対応は日本全国。
メディアにも何度か取り上げられたことのある、実績ある業者です。
「買取専門」業者で買取をする場合のメリット
- 他社で仲介、買取を断られた物件でも無料査定、金額提示可能
- スピードが速く即現金化可能
- 瑕疵担保責任を負わなくてよい
- 近隣の人に知られずに処分できる
- 面倒な手続きや、ローン特約などがつかない
- 仲介手数手数料がかからない
「買取物件プロ」は売却物件が手が付けられないほどのゴミ屋敷になっていても、そのまま買い取ってくれます。
また、近年増えつつある孤独死などは、発見が遅れると「事故物件」となってしまい、状況によっては特殊清掃が必要になることがあります。
そういった場合も、そのままの状態で買い取ってくれます。
面倒な手続きや手間は、やはりプロに任せたほうが安心。
精神的負担も随分違ってくるはずです。
「仲介」と「売却」の違い
不動産を売却する場合、選択肢としては「仲介」と「買取」の2種類があります。
「買取」を利用するデメリット
買取を利用する場合のデメリットは、価格です。
仲介に比べ相場の6~8割程度になる場合が多いようです。
しかし、それは「普通に売れる物件」の場合にあてはまるデメリット。
何らかの理由で「訳あり物件」とされる物件は、そもそも仲介では扱ってもらえないことが多いのです。
仲介で売るにしても「訳あり物件」の場合は、時間がかかるうえに、様々な手間や手数料が大きくかかってしまうのです。
「売れない物件」の売却は、買取のほうが断然おすすめです。
「買取物件プロ」で買い取れる物件
- 未接道
- 不整形地
- 旗竿地
- 狭小地
- 事故物件
- 違法物件
- 訳あり物件
- 古アパート
- 相続や権利関係
我が家は「旗竿地」
余談になりますが、我が家の土地は「旗竿地」です。
※旗竿地とは、道路に接している出入り口部分が細長くなっていて、その奥にまとまった敷地がある土地のことを指します。
今のところ影響を受けるような建物は隣接しておらず、快適に過ごせています。
しかし、今後の状況次第では日当たりが一気に悪くなるかもしれません。
リスク覚悟で購入した土地なので後悔はしていませんが、将来売れにくいであろう「訳あり物件」なんだと思うと少々不安にはなります(^^;)
「買取物件プロ」が高額で買取をできる理由
- 弁護士や各種専門チームと提携してい
- 買取実績が年間200件超
- 国から正式な認定を受けた不動産免許取得業者
(国土交通大臣(1)第10112(旧-東京都知事(3)第92710号)
弁護士や各種専門チームと提携しているのは、心強いですよね。
深刻なトラブルを抱えた不動産でも対応してもらえるようなので、安心して依頼できます。
「訳あり物件プロ」が物件を高く買い取れるのはなぜ?
また、自社でそのまま運用するケースも多くあります。
大切な思い出がたくさん詰まった実家を手放すのは辛いもの。
価値を見出せない業者に叩き売り同然で売却するとしたら、悲しいですよね。
しかし、価値を見出せる業者に買取りをしてもらい、更には有効的に再生をしてもらえたとしたら、大事な物件を手放す心苦しさも軽減されるのではないでしょうか。
信頼できる業者選び
買取業者中には悪徳業者も存在します。
今回おすすめ業者として「買取物件プロ」をご紹介しましたが、複数の業者で査定することも大切です。
納得いくまでしっかりと説明を聞き、より高い金額で確実に買い取ってくれる買取業者を見極めましょう。
- 土地の買取実績が豊富な買取業者を複数社ピックアップする
- 3社以上の専門の買取業者に査定を依頼する
- 担当者に査定価格の根拠を納得できるまで聞く
まとめ
売れない物件を抱え負担になっている場合は、専門の買取業者に相談、査定依頼を検討してみましょう。
不動産取引の様々なトラブル
不動産取引にトラブルはつきものです。
予想外のトラブルが発覚して、大変な思いをする事例はたくさんあります。
「訳あり物件プロ」のHPには興味深い記事や事例が、たくさん記載されています。
私も読みましたが、決して他人事ではないなと勉強になります。
※「訳あり物件プロ」HPのカテゴリーから読めます。
売れない物件にお悩みの方は、まずは査定だけでもしてもらうといいですよ♪
無料査定は電話、またはHPのフォームから簡単にできます。