「親ガチャ」とは?
ここ最近よく耳にする「親ガチャ」
子供は親を選べない、どんな境遇に生まれるかは全くの運任せといった意味合いとの言葉だそうです。
お金を入れてレバーをガチャっと回すとカプセルがでてくるいわゆる「ガチャガチャ」。(ガチャポン?)
どんなカプセルが出てくるかは運次第。
「親ガチャ」は親や生まれた家の環境だけでなく生まれ持った容姿、才能なども含まれます。
親ガチャは子供の立場からですが親からの立場では「子ガチャ」。
どんな子供が生まれてくるかはこれまた選べない。
ガチャには「当たり」と「ハズレ」がある?
元々はネットで話題になった言葉がメディアでも取り上げられるようになったこの「親ガチャ」。
そして子供達の間でこの言葉を使う時に使われるのが「当たり」、「ハズレ」といった表現です。
この「当たり」や「ハズレ」、もしくは「親ガチャ」という言葉自体に嫌悪感を持つ人もいるようで受け取り方は三者三様。
親ガチャ論争なるものも繰り広げられ話題を呼んでいすす。
私は「親ガチャ」の言葉と意味を知った時、率直になるほど面白いなぁと思いました。
確かに「当たり」とか「ハズレ」なんて言い方はおかしいかもしれない。
そもそも自分の境遇を人と比べなければそんな言葉は出ないはず。
でも生まれた時から決まっている自分では選べない境遇で人生は大きく違ってくることは事実です。
ただそれが当たりかハズレかなんてことはその人次第。
上手く言えませんが当たりとハズレに基準なんて人それぞれ。
人から見れば恵まれている当たりガチャでも本人が幸せを感じられなかったらそれは当たりとは言えないはず。
反対に一見ハズレガチャに見えるような境遇であってもその人が幸せを感じているのならそれはもちろん当たりガチャ。
手にしたカプセルを当たりかハズレにするかは自分次第。
カプセルは選べなくても自分でその中身を変えていくことはできるんじゃないかなぁと思います。
人気者アンパンマンも息子にとっては大ハズレ
我が子も小さい頃ガチャが大好きでした。
遊び先でガチャを回すチャンスは1回。
たまにご褒美で2回なんて日もありますが基本1回が我が家のルール。
ガチャに対する思い入れが強かったのは圧倒的に息子でした。
息子は出先でガチャを見つけた途端目がキラキラ。
娘は好みのガチャを見つけた時に時々やる程度でした。
アンパンマンシリーズに始まり恐竜、昆虫と今まで色々な物に夢中になってきた息子。
それに合わせ回すガチャの種類も変化していきました。
息子のガチャに対する意気込みは人生かけているかのような勢いで今思い出しても笑えます。
少々マニアックな息子、生まれて初めて夢中になったキャラクターはバイキンマンでした。
アンパンマンではなくバイキンマン?
小さい子はみんなアンパンマンが好きだと勝手に思っていた私。
バイキンマン好きだと知った時は衝撃でした。
(後々知るのですがバイキンマン推し、結構いるようです。)
なのでアンパンマンガチャで狙うはもちろんバイキンマン。
回す前にバイキンマンが出るようにお祈りをし、心を込めレバーをガチャッ。
そしてドキドキしながら出てきたカプセル手にします。
もしも中身がバイキンマンならテンションMax!!
その日は1日ご機嫌です。
アンパンマンだった時は・・・大ショックの大ハズレ(笑)。
何てったってバイキンマンの憎き宿敵アンパンマン。
切ないほどにしょんぼりです。
カプセルは開けられることなく保管箱へ。
最終的にはアンパンマン好きさんに貰ってもらうこととなります。
ちなみに娘が幼い頃好きだったアンパンマンキャラは鉄火のまきちゃん。
これまたバイキンマン以上にレアキャラです。
娘に至ってはプリキュアもミントだったし(メインはレッド)ちびまる子ちゃんでも好きなだったのはまるちゃんじゃなくたまちゃん。
おかげでお友達とごっこ遊びする時は重宝されました。
メインキャラをやりたい子が多い中娘が率先して選ぶのはいつもレアキャラ。
役の取り合いで喧嘩なんてことはまずないので親としては助かりました(^^;。
話がそれましたがとにかく当たりハズレは人それぞれということであります。(と無理やりまとめです)
我が子と愛犬のガチャ
「親ガチャ」なるものがあるならペットの立場からしたら飼い主さんは「飼い主ガチャ」でしょうか。
どんな飼い主さんのもとに行くかでその子の人生は全く違うはずです。
我が家の愛犬ナツのガチャはどうだったんだろう。
可愛い顔して見つめればおやつをもらえるし、家族やご近所さんにも愛されまっくっているナツにとって飼い主ガチャは大当たり!
・・・のはずだと信じて疑わない親バカるならぬ飼い主バカの主人と私であります。
昨日またTVで親ガチャの話題が取り上げられていたので娘に聞いてみました。
「うちの親ガチャどんな?」
一瞬間があった後娘の口から出た言葉は
「まあまあ当たりなんじゃない。」
主人は
「聞かれたらハズレとは言えないよなぁ。」
と苦笑いです。
まぁ確かに。
(脳裏にハズレと言った時の発狂するか落ち込みまくる母が浮かんでいたことでしょう)
本音はさておき子供達はこれからもいろんなガチャを回すこととなるでしょう。
クラス替え、担任、もし企業に就職したら配属部署や上司。
結婚したらお相手のご両親や親戚等々・・・。
どんなガチャが出てもそれをハズレだなんて思うことなく当たりに変える力を持って欲しいなと思います♪