「せともの祭」は愛知県瀬戸市で開催されている産業祭です。
佐賀県の「有田陶磁器祭り」、岐阜県土岐市「土岐美濃焼き祭り」と並び、日本三大陶器祭りの一つでもあるせともの祭りは、毎年秋、9月第2土曜日と日曜日に開催されます。
コロナ渦からの3年ぶりの開催となった去年は、来場者約34万人が訪れ大盛況でした。
瀬戸物祭り2023
また初日の夜には小規模ですが打ち上げ花火も。
※小雨決行(荒天の場合は10日)
せともの大廉売市
せとものもの祭りでは様々なイベントが催されます。
中でも瀬戸川沿いに約200軒のせともの店が並ぶ「せともの大廉売市」は全国最大級の規模で、普段使いの器から陶芸作品まで豊富に並び、例年全国から数十万人の人出で賑わいます。
去年は素敵なお茶碗を見つけ購入しました。
せともの祭りでは、瀬戸物焼きがかなりお値打ちに買えます。
“瀬戸の窯元ゾーン”や“若手作家ゾーン”などでは普段出会えないような逸品が見つかるかも。
お気に入りの器を探して瀬戸焼の魅力を存分に楽しみましょう♪
【瀬戸物祭り花火】2023
初日の夜には、9月には珍しい花火打ち上げが行われます。
約1,000発の花火が秋の夜空を美しく彩り、お祭りに華を添えます♪
花火は比較的どこからでも見えますが、しっかり見たい方は穴場スポットでの観覧がおすすめです。
・瀬戸市文化センター
・南公園駐車場
・窯神神社周辺
瀬戸物祭りの屋台
瀬戸物祭りではたくさんの屋台が出店して賑やかです。
中でもおすすめは瀬戸焼そば広場で販売される「瀬戸焼そば」。
去年焼きそば好きの主人がまず向かったのが焼きそば広場。
早めにと10時過ぎに会場に行ったのですが、すでに何人か並んで待機していました。
昼前にはかなりの行列だったので、瀬戸焼きそばを買われる方は早めに行くことをおすすめします。
瀬戸焼きそばは醤油ベースが決め手のご当地グルメ。
もともとは焼き物職人さんに出されていたまかない食だったそう。
今回初めて食べましたが少し甘めで美味しかったです。
せともの祭りへのアクセス
瀬戸物祭りはかなりの人出で賑わうので、車で行くより交通機関でのお出かけがおすすめです。
せともの祭り無料駐車場
せともの祭りでは無料駐車場が8か所あります。
①瀬戸市役所(150台)徒歩25分
②窯神グランド(400台) 徒歩10分 ※公衆トイレ有り
③旧深川小学校(250台) 徒歩10分 注)雨天時利用不可
④文化センター(420台)徒歩10分
⑤野球場(280台)徒歩10分
⑥水無瀬中学校(300台)徒歩15分 ※公衆トイレ有り 注)雨天時利用不可
⑦陶原公民館(200台) 徒歩15分 ※公衆トイレ有り
⑧瀬戸商工会議所(50台) 徒歩30分
※利用時間:8時30分~20分まで
無料駐車場へはお早目に
無料駐車場はすぐにいっぱいになってしまいます。
我が家は去年文化センターに止めました。
徒歩10分でしたが、残暑の厳しい日だったので会場までが結構遠く感じられました。
遠いところだと徒歩30分と距離があるので、少しでも近い駐車場に止めたければ午前中の早い時間に出かけるといいでしょう。
秋のお出かけは瀬戸物祭りへ
せともの祭りでは染付や絵付の体験コーナーもあり、お子様も一緒に楽しめます。
藤井聡太棋士の故郷応援隊
瀬戸市は将棋の藤井聡太竜王の故郷です。
町を挙げて藤井竜王を応援しており、こんなコーナーも
ちょっと早いですが、芸術の秋!食欲の秋!
見どころ満載の瀬戸物祭りでお気に入りの瀬戸物焼きを見つけ、ご当地グルメの焼きそばを食べ、何なら絵付け体験も楽しんでみてはいかがでしょうか(*^^*)