ラストレター
昨日より公開の映画「ラストレター」。
豪華キャストですね。
今一番気になる映画です。
この映画の予告を見てすぐに思い浮かんだのはもう20年以上も前に見た「Love Letter」という映画。
もしやと思って調べたらやっぱり岩井俊二監督の作品だったんですね。
婚約者を亡くした神戸に住む主人公が忘れられない彼への思いから彼が昔住んでいた小樽にあてのない手紙を出します。すると来るはずのない返事が。手紙の主は彼と同姓同名で彼と同級生だった女性。やがて主人公とその女性の奇妙な文通が始まり・・・。
・・・「Love Letter」のあらすじです。
ずっと忘れていましたがとても好きな映画のひとつでした。
美しい雪景色がとてもきれいで印象的だったのを覚えています。
U-NEXTやAmazonプライムビデオでも見られるようなので気になる方はぜひ見てみてください(*^^*)。
我が子からのLoveLetter
今はメールやラインでほとんど伝えることができるので最近は手紙を書くということは少ないですよね。
私も昔はよく書きましたがここ最近は滅多に書きません。
子供達なんてそもそも手紙で想いや何かを伝えるなんて発想自体がないんじゃないかなと思います。
それでも幼い頃は「ママ、大好き」「パパ、お仕事がんばってね」など覚えたてのつたない字で可愛いラブレターをたくさんくれました。
今でも私の宝物として全部とってあります。
その時にしか書けないあどけない文字と絵で一生懸命書いてくれた手紙。
ひらがなの「は」が左右逆だったり小さい「つ」がなくて「がんばてね」とか、書いてくれた私の顔も三角に髪の毛がチョロンとか何とも微笑ましいお手紙だったなぁ。
人生の中であんなに「大好き」という手紙をたくさんもらうことはもうないんだろうなぁ。
(あったら逆に怖い?)
怒られた後に「ママごめんね」っていうお手紙がそっと置いてあったこともあったっけ。
それを読んで怒り過ぎたかなぁと反省して「ママこそごめんね」と返事を書いたり。
今や我が子からのメッセージといえば電車に乗る前「〇時〇分の電車」や「お迎えいい?」といった駅への送り迎えの要請や「○○買っといてー」といった買い出し要求のひと言ラインくらい。
可愛いお手紙を時折出してあの頃は可愛かったなぁと深~いため息(-_-;)。
思い出の手紙
子供達からもらった手紙以外にも大切にしまってある手紙があります。
結婚して数年後に届いた親友からの手紙です。
急に手紙なんてどうしたんだろうと思って封を開けるとそこには結婚式の時私に言えなかった友人の思いが綴られていました。
そんなこと思っていたんだと驚くと同時に一生懸命書いてくれた友人の思いがせつなくも嬉しくて思わず泣きそうに。
自分が渡した手紙の中にも思い出が。
なんと私が主人に渡した手紙。
正直書いたことさえ忘れていたのですが、ある日ふと見つけてしまったのです。
パパさんの毎日使っているカバンの奥底に私の書いた手紙が入っているのを。
結婚式の前に書いた手紙で「これからいろんなことがあるかもだけど一緒に頑張っていこうね」みたいな内容です。
恥ずかしすぎて中は見ずに戻しました。
こんなのずっと持っていてくれたとは。
色々思うことがあった時や何かの時に見返して励みにしていてくれたのでしょうか。
いや、励みというより私に対し我慢の限界になった時読み返して耐えて忍んでいた??
もしやこれは危うい夫婦の危機を何度か救っていたお助けアイテムだったのか。
いやいやそれともパパ自身もらったことさえ忘れたただの出し忘れ?
忘れ去られてずっとカバンの奥底に眠っていただけかも(笑)。
手紙を発見したことは伝えていないので真相は謎ですが、パパさんにとっての大事な手紙であってくれたらなと密かに思う今や態度のでかいふてぶてしい妻であります。
大切な人への手紙、大切な人からの手紙。
手紙と一緒に蘇る思い出。
なんだか「Love Letter」の映画がもう一度見てみたくなりました。
今見たら20代のあの頃とは違う視点や気持ちで見る気がします。
さっそく明日あたり見ようかな。
「ラストレター」も近いうちまた見にいこうかな(*^^*)。